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Ep.4

Draw Pac発売記念アーティストインタビュー
​奥田和久 KAZ

立春もすぎいよいよ春に向けてまっしぐら!寒い寒い冬のトンネルを抜けると花粉シーズンが到来。。

うーんまたしても憂鬱の季節到来。。そんなことは置いといてChoose Your Life もVol.4でございます。

今回は、2月11日のDraw Pac ver.5発売を記念してThousand Valleyのシーズン企画Draw Pacを担当していただいたアーティスト、奥田和久こと、KAZ氏にいろいろとお話を伺いました!

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奥田和久 KAZ@manu coffee KUJIRA SHOP

Q.まずは絵を書こう、絵で生きていこうと思ったきっかけを教えてください。 

A.小さい時から時間ができるとメモ用紙にずっと絵を描いていた。上手くなっていったら褒められてどんどん描いていたのを覚えています。小学校にはいると同じくらい絵が上手い奴がいて、描きあいっこして、中学に入っても別の上手い奴がいて、そんなノリで高校もデザインできるところに入った。その後も絵を学ぶ専門的な学校の友達と競い合って本格的に上絵が手くなっていったのを覚えているよ。自分が仕事何するかなーって考えてる時に、小さな時から描き続けていることに気づいて、「俺の得意なコトは絵だ!」その瞬間一念発起。仕事するなら絵を描けるのがいいなーと改めて絵を描くことに向き合ったね。まあ漫画家とかも考えたけど、絵だけじゃない要素もたくさんあるから、描いてみたけどちょっと俺には違うなって思って。ジャケットとかポスターとか、グラフィックの仕事からスタートしたんだ。そこからは企業と共に働けるようなアーティストになろうと目指した。ただストリートの雰囲気が性に合ってたから、若い頃はクラブやライブイベントとかで絵を描かしてくれっていってライブペイントとかもしていたね。

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Q.昨年東京から福岡に家族で移住しようと思ったきっかけは? 

A.もともと福岡の出身だし、福岡が好きなんですよ。東京にいた時もゆくゆくは福岡に帰るつもりだった。俺も親も年齢を重ねてきて、もしもなにかあった時にすぐ飛んでいけるところにいたいなって年々思いはじめ、家族とみんなで話をして福岡の移住を決めたんだよね。 

 

Q.逆に若い青年時代、KAZ氏が東京に出ようと思ったきっかけも教えてください。

 

A.きっかけは18歳の時に先輩が車を売ってくれて、その車がトヨタのソアラでベタベタのシャコタンだったの(笑)その車をきっかけに地元の先輩とトラブルになっちゃって、やばいからそのまま東京に飛んじゃおうってまわりに相談していて、その日の夜中に突然母ちゃんを起こして、「今から東京行ってくる。」つって泣きながら逃げていったってね(笑)ようは始めはトラブルから脱出する為のきっかけだったんだけど、で勢いで行ってみたら埼玉の和光市で(笑)友達の家に居候させてもらって、辛く楽しかったその辺りから絵でやっていこうって決めたんだ。懐かしいなあ。。 

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Q.長い東京生活で得たものはなんでしょうか?

 

A.最初に就職したところはグラフィックデザイン会社で、若い頃は勉強しなさすぎたのかコミュニケーション不足でクビになっちゃって(笑)そんなこんなで描きたい絵を描けないから、自らイラストレーターと名乗って、バイトをしながらちょこちょこ絵の仕事を増やしていった感じかな。10年くらいかかってやっとバイトも少なくなってきたかな、、当時は生活するために必死だった。何か得たとするなら生きていく為の仕事の技術や、人との出会い、仲間かな。

東京に住み始めた頃はマンガの世界みたいな恵比寿の家賃2万円の4畳半の部屋で暮らしてたなあ(笑)

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facebook(現META)オフィス内壁画

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2015TOKYOモーターショーDAIHATHUブース内壁画

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神奈川大学広告メインビジュアル

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神奈川TOYOTA myX ディーラー内壁画製作

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MAN WITH A MISSIONロゴ

Q.福岡に戻ってきたKAZさんですが、これからどうやって生きていきますか? 

また昨年から家族で新たなスタートが始まっていますが東京と福岡の違いは?福岡の良さは? 

A.今住んでいるのは行橋なんだけど、とにかく田舎や自然が大好きなんだ。子供の頃はずっと川遊びする少年だったから。田舎に住むならいつか自給自足ができれば良いなって。。いつの日か全てが循環できる生活をやってみたい、そして住処(すみか)も自分で建て、新しい生活スタイル、家族の形を作っていけたらなって思っている。んんんんー福岡の良さは「ここすっげえなぁ!」って気持ちいい景色がたくさんあるところ。都会とは違う田舎の景色、自然、暮らしを全開で楽しんでるよ。 

Q.ご自身の書くアート(絵)をどのように解釈してますか? 

A.いろいろ描くんだけど、自分のタッチはモチっとしてて、定規無しで頑張って真っ直ぐ描こうとしてる線っていうか、安心できる線や絵が好きかな。人と接する時に、仲良くなりたいっていう気持ちで接するし、そんな気持ちで描くし。それと人が好きだし、そういう自分のバイブスが絵に出るような作品かな。 

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Q.今回Draw Pac(パッケージ)をデザインしていただきましたが、どんなイメージで高千穂を描き下ろしたのか教えてください。

A.実際に高千穂に行ったことは無いんだけど、それが良かったのか、高千穂の風景写真を見て自分の想像の世界を出してみました。こんな原風景なんだって初めて知って、その写真と想像の世界をミックスする感じで描きました。商品のタイトル文字もクラシックな日本の感じにしたくて、硬派な感じで仕上げています。実は高千穂峡しか知らなかったんだけど、写真をもらってこんな場所なんだって知って、僕の想像していた田舎とは本当に違って、まだ行けてないので早く現地を感じてみたいです。

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Q.KAZさんにとって絵を描くということはなんでしょうか? 

A.一番は楽しいから描いてる。シンプルに描いているときは楽しいからかな。 

あとは自分の中で一番得意なことだから。料理も上手くなったら自分の味付けができるのと同じように、自分にとって絵がそんな感じだと思っている。絵と向き合うことは自分を高められるから楽しいんです。 

Q.話は変わって日本山人参を飲んでみて体が何か変わったことは?

A.僕はお酒よく飲むんで、次の日がしんどいんですよ(笑)

だけどお酒飲んだ後に4〜5粒くらい飲んだら、「飲んだっけ?昨日。」みたいになる(笑)酒飲んだこと忘れてるみたいな(笑)すごい血流が良くなってる感じがします。

 

Q.どんな人に手にとってもらいたいですか?

A.女性には良さそうだなって思う。あとはうちの親父も酒飲むんで、薬を飲みたがらないんだけど、これなら飲んでくれそうだから良いね。いろんなものを浄化してくれるとありがたいなって。


 

Q.先のこと聞きます。夢は何ですか?これからやりたいことは?

A.自分の描いた絵を現実にしていきたい野望があります。ド田舎の最先端じゃないけど、機能的で地球を汚さないものを作って、そこに絵を描いてもいいし、人が集まって酒飲んでBBQしてみたいな。夢のまた夢ですけど(笑)

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Q.今後の予定を教えてください

A.今年の5月にマヌコーヒーで展示をやらせていただきます。「back to mine」と題して、若い頃の福岡の思い出、僕視点の福岡を描きます。18の子供の頃に見ていた福岡の景色をこれまで蓄えてきた技術で表現して行こうという企画展示です。 

美味しいコーヒーを飲みながら絵を見て昔の福岡を感じてください。

またグッズも作る予定ですのでお楽しみに。きっと気に入ってもらえるはずです。

 

本日はDraw Pac ver.5を担当していただいたアーティスト「奥田和久 aka KAZ」さんにいろいろとお話を聞きました。

今や街のあちこちに様々なアートがあります、もし世の中に描く人がいなくなったらどうでしょうか?きっとつまらない世の中になってしまうでしょう。「絵を書いて生きていくこと。」きっと私たちが思う以上に簡単ではないと思います。KAZ氏がもがき、苦しみ、また楽しみ描く線はきっとあなたに何かを感じさせてくれると思います。今回インタビューしていく中、アーティストと言う職業がとてつもなく魅力的な仕事だと改めて感じた時間でした。

是非太陽がのぼる高千穂を描いたDraw Pacを手にとってみてください。

製品の詳しい情報はこちらをご覧ください。

 

また今回のコラボパッケージはこれまでにないラウンドラベル(一周巻くステッカー)で、KAZ氏が描いた高千穂の風景をパノラマ化しております!タイトルは描き下ろしオリジナルフォント、ラベル上下に帯を巻いた特別なデザインになっています。パッケージの質感にもこだわって作ったDrawPacは2月11日発売開始です!

是非お手にとって贅沢に飲んでくださいませ。恐ろしい花粉のシーズンのサポートになりましたら幸いです。

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次回は、伝統文化の神楽の公演・デジタルアート関連の企画から制作(演出)を手掛けるディレクター、もとはるさんこと、西村元晴さんに突撃します!お楽しみに!

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